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お知らせ

老🐈(猫)との生活 (ペット介護士)

老猫の管理

猫も犬と同様、食事や健康管理への配慮、動物医療の向上などで平均寿命が年々延びています。最近では15歳以上の長寿猫も珍しくなくなりました。

個体差はありますが、猫の老化は早いものでは7~8歳、通常でも10歳くらいから始まり、さまざまな老化の兆候がみられるようになります。

 

 老猫の病気でいちばん多いのは腎不全などの腎臓病ですが、腎臓機能の低下は6歳くらいから始まるといわれています。

 猫が長寿をまっとうできるかどうかは、生活習慣や成育環境が大きく影響します。きちんとした管理を行い、愛猫が少しでも長生きできるようにしましょう。

見てわかる老化のサイン

次のような徴候が複数みられるようになったら、自分の猫は高齢期に入ったものと考えてください。

💛目・・眼球が白っぽく濁ってくる。視力が衰える。

💛耳・・耳が遠くなる。呼び掛けや音に対する反応が鈍くなる。

💛ロ・・歯石・歯垢や歯の磨耗などで歯が弱くなる。抜ける。口臭が強い。

💛被毛・・あまり自分で毛づくろいをしなくなる。抜け毛が多くなる。

💛毛ヅヤが悪くなり、口や鼻の周りに白髪が混じっている。

💛行動・・全体的に行動が鈍くなり、不活発になる。高い所に上らなくなる。
 1日の大半を寝て過こすようになる。

老猫が過ごしやすい環境をつくる

老猫は体の諸機能が低下し、筋肉も衰え、1日の大半を寝て過こすようになります。

 外出したり、じゃれたり、高い所に飛び乗ったりすることもあまりありません。ベッドの位置は低くし、食事や水もすぐにとれるようベッドの近くに置くなどして、老猫にとって快適な環境を作ってあげるようにしましょう。

トイレの回数が多いようなら、トイレもできるだけベッドの近くに置くようにします。

 

 被毛が薄くなり体温調節機能が低下してくるので、室内の温度調節にも気を配ります。冬はベッドの中にタオルや毛布を敷くなどして暖かくする工夫をします。

 また、老猫によけいなストレスを与えないために、住み慣れた環境を変えないように注意します。

老犬のいる家に新しい子犬を迎えるとよい刺激になりますが、猫の場合は逆にストレスになるので避けた方が賢明です。

グルーミングをこまめに

 年をとると被毛や皮膚の衰えが目立つようになります。あまりセルフグルーミングをしなくなるので、毛玉ができやすく、皮膚の炎症なども起こしやすくなります。

 

そのため、飼い主が定期的にブラッシングやマッサージを行い、血液の循環をよくして新陳代謝を活性化させてあげる必要があります。体力が低下しているので入浴は避け、蒸しタオルなどでこまめに体を拭いて清潔を保つようにしましょう。

 

 長毛種などでどうしても汚れが 目立つ場合は、3~4カ月に1回を目安に、室温に注意して手早く入浴させるようにします。冬季の入浴は控えた方がよいでしょう。

消化のよい食事を与える

老猫は運動不足で、内臓や消化機能が低下しています。水もあまり飲まなくなるので便秘になったり、逆に消化不良から下痢になったりします。

 

 老猫は一回の食事量が減ってくるので、食事は子猫のときのように数回に分けて与えるようにします。衰えた内臓に負担をかけないよう、消化のよい良質のタンパク質を少なめに与えます。

 歯も衰えているので、固いドライフードなどは細かく砕いたり、お湯でふやかしたり、煮込んでペースト状にしたりして、食べやすい形にします。

 

ウエットタイプのフードは老猫でも抵抗なく食べることができますが、通常の成猫用のものではタンパク質のとりすぎになるおそれがあります。

栄養バランスを考えながら手作り食を作ることも可能ですが、成分表示のしっかりした老猫用のキャットフードを与えるのもよいでしょう。

 高齢化に伴う疾患を持っている猫の場合は、猫に負担をかけないさまざまな療法食もあるので、獣医師に相談するとよいでしょう。

 また、老猫はあまり水を飲まなくなります。脱水症状などを起こさないためにも、新鮮な水を十分に用意し、猫がいつでも飲めるようにしておきましょう。便秘気味の猫には特に水を飲ませるようにしてください。

認知障害の猫にも温かく接する

犬よりも確率は低いようですが、猫にも認知障害がみられることがあります。

老猫になると寝ている時間がさらに長くなり、あまり深刻な症状が表れないようです。

 

 いわゆる「ボケ」の症状が表れはじめても、飼い主はこれまで通り、温かい愛情を持って接することが大事です。体を動かし、ストレスを発散させるために、毎日、少しずつでも遊ばせてやるようにしましょう。

 

夜中に不安がって鳴く、うろうろするなどの症状がみられる場合は、安心して寝られる環境を作るとともに、昼間の間に遊んで起きている時間を作り、夜 間はぐっすり眠れるような工夫をしましょう。

定期的な健康診断を受ける

 高齢化が進むと高齢期特有のさまざまな病気にかかりやすくなります。

 最低でも年に1回、できれば年に2回の定期健康診断を受けるようにしましょう。特に腎不全など、一度失われた機能を回復させることが困難な病気は、早期発見が病気の進行を食いとめ、猫を長生きさせることにつながります。

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

t-ito

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