【コラム】【低気圧】がペットにもたらす身体の変化⛈

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【コラム】【低気圧】がペットにもたらす身体の変化⛈

梅雨シーズンの今時期は、次々と通過する低気圧が自律神経に影響をもたらし、不調を感じやすい季節です。
気象の変化によって体調がすぐれなかったり、持病が悪化することを「気象病」と呼びます。

 どうもペットの体調がすぐれない、ストレスを抱えているように感じる、といったことが感じられたら愛犬愛猫も気象病かもしれません。

実は犬猫も低気圧が苦手なのです。🌩

腎臓を患っている場合は要注意
腎臓は血液をろ過し、いらない不純物を尿として外に排出する臓器です。
気圧が下がることで、血管が膨張し、血の流れが滞ります。


腎臓が悪い場合、血液がろ過しきれず、血液に不純物が残ったまま、体中をめぐってしまうことになるのです。
また、気圧が下がると気温が下がります。

 そうなるとあまり水を摂取しなくなるため、腎臓が悪い場合、尿だけが出て脱水し始めて、ますます腎臓に負荷がかかります。

 このような場合は、フードをウェットタイプに換えたりすることで、水以外からの水分補給が出来るように工夫しましょう。

前述したとおり、気圧が低くなると、血管が広がり内臓が膨張するのですが、血管や内臓が膨らむとその分、血流が悪くなり、むくみやすくなります。


天気が悪い日や台風が近づいているとき、犬猫がいつもより大人しい、気がつくと寝ている、といったことはありませんか?

そんなとき犬猫は、体力の低下できるだけ抑えようとし、昼も夜もずっと眠り続けるのです。

特に猫は、完全肉食のハンター

狩りのうまくいかない雨の日は、エネルギー温存のため、身体を休めるために時間を使っていると言われています。

そのため、天気が優れないときにペットが眠っている最中は、無理に起こさず、そっとしておいてあげましょう。

 また、気温の寒暖差もストレスとなってしまいますので、なるべく一定の体温を維持できるように、部屋の温度をキープしたり、毛布やマットを用意してあげるようにして下さい。

突然の体調悪化に注意する
持病を抱えていたり、高齢のペットの場合、突然体調が悪化することがあるようです。

最悪の場合、命を落とすこともありますので、十分に注意しましょう。

様子がおかしいと気づいた場合は、すぐに動物病院に相談して下さい。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

ペット災害危機管理士 t-ito

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